ほんまる歯科医院

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2020年06月27日

イベント&研修情報

MEGAGEN JAPANオンラインセミナー「サイナスリフトからショートインプラントへ」

6月10日、24日にMEGAGEN JAPANオンラインセミナー「サイナスリフトからショートインプラントへ」を受講しました。新型コロナウイルス感染予防の観点で、人が集まるセミナーを避けるため、zoomを使用したオンラインでの実施となりました。

セミナーの内容は患者さんの負担軽減ができる上に、歯科医サイドでも治療法の簡便さやリスクヘッジもできる治療の選択肢が広がるものでした。

今までのインプラントの歴史の中で、上顎の奥歯にインプラントをするのに垂直的な骨の量が足りていない場合は、10mm程度のインプラントを埋入できるようにサイナスリフトという骨を副鼻腔(上顎洞)の下に増やすための外科処置が選択されてきました。しかし、この処置は患者さんへの侵襲が大きかったり、長い治療期間、術後の合併症のリスク、高いコストなど問題点も少なくありませんでした。今回のセミナーでは、そのサイナスリフトの代替解決策となりうるショートインプラントの有用性を知ることができました。

今までは長いインプラントを入れないと、骨への固定がうまくいかず、機能しないのではないかという考えが一般的でした。しかし、現在では正しいインプラントタイプを選択や、インプラントを入れるための穴を形成するドリルの選択、方法を組み合わせることにより、ショートインプラントでも十分噛むための機能を持たせることができることを学びました。

抜歯後に残った骨の形態や質を見ることにより、それに合ったインプラントのスレッドのタイプを選択することで、ショートタイプのインプラントでもしっかり固定ができるということは画期的でした。

このショートインプラントを用いた長期間成功例は多くあるようです。患者さんへの負担の大きいサイナスリフトに代わる方法で治療の幅が広がることは素晴らしいと思います。治療法の一つとしてショートインプラントを実際に導入できるよう、オペ前の骨量や質の診断、ショートインプラント固定のための骨凝縮を狙ったドリリング法などしっかり学んでいきたいです。

歯科医師 手塚